港北からロンドン五輪へ【1】 横浜Ｆ・マリノス 齋藤学さん 「結果に胸張りたい」
笑顔で自らのプレーを振り返る齋藤さん
日本中に歓喜を呼んだ「ロンドン五輪」が閉幕してからもうすぐ１カ月。港北区で活動する選手たちも、様々な活躍を見せてくれた。今回からシリーズで、オリンピアンたちの声を伝える。
第１回目は、４位の好成績を収めた「男子サッカー」チームで貴重な”切り札”的活躍をみせた、「横浜Ｆ・マリノス」の齋藤学さん。
Ｑ．五輪の感想は？
結果には胸を張っていいと思います。ただ、チームも自分自身も、世界との差を感じました。この差を埋めるためには、一人ひとりの個の力をつけていく必要があります。
Ｑ．印象に残るプレーは？
初戦のスペイン戦で、ドリブルで相手を抜くことができたと思ったのに、追いつかれたシーンです。Ｊリーグなど国内の戦いでは考えられないことです。今大会は、サブ的役割を担い、「前半から」「残り数分から」「先発で」と”いろいろな出場”の仕方ができました。チームから信頼され、貢献できたと思います。
Ｑ．「身長１６９センチ」の体を不利と感じることはありましたか？
ないです。幼い頃から小さかったので。いろいろな選手がいていいと思うんですよ。自分の強みはドリブル。マイナス面を補うよりも、自分の良さを高めていく方が大切だと思います。
Ｑ．港北区でお気に入りの場所はありますか？
岸根公園です。緑が綺麗ですし、今度ランニングもしてみたいですね。
Ｑ．読者へのメッセージを。
今回の経験をまだマリノスの試合で還元できていないので、次の試合では結果を出したい。ドリブル、ゴールへ向かうプレーを見てもらいたいですね。
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