港北区版 掲載号:2012年9月27日号
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県政報告 95 知事に防災・文化施策を質問 県議会議員民主党・かながわクラブ はかりや珠江

壇上に上がり質問を行う、はかりや珠江
壇上に上がり質問を行う、はかりや珠江

 朝夕はすっかり秋らしくなりました。今年の夏は猛暑続きで雨も少なく、近隣都県では水不足に悩まされていましたが、神奈川は「宮ケ瀬ダム」によって水量が確保されており、水の心配はありませんでした。県では水道関係施設の耐震化や水源地域の森を整備し、安全でおいしい水の安定的な供給にも力を注いでいるところです。

 県議会では第2回定例会が9月11日から始まりました。今回は私の一般質問についてご報告します。

*災害時の人工透析は?

 減災を行うためには、災害時にサポートを必要とする「災害時要援護者」への対策が欠かせません。その中で今回は「人工透析患者」に対する対策を取り上げました。

 透析患者は、一日おきに3〜4時間かけて透析を行わなければ、命の危険にさらされます。東日本大震災発災時、東北6県の約二万人の患者は、電力や水等のライフラインが途絶え、通常の透析が受けられなくなりました。透析可能な施設には患者が殺到し透析時間を短縮して対応。また数百人規模で患者や家族を東京・大阪等にバスで移送し、避難先で透析。計画停電の影響で、首都圏でも透析に支障が出ました。

 県内の透析患者数は、東北6県に匹敵する約1万8千人。首都直下型地震が起きれば、東京・千葉・埼玉などと合わせ、約7万6千人をこえる膨大な数の患者が影響を受けることになります。

 そこで平常時から、透析施設の自家発電や備蓄資機材の状況など一定の基礎情報を把握しておくことや、災害対策に関する患者・家族に対する啓発を実施することが大切です。また災害時に「どこで透析が受けられるか」という情報の入手方法や、県内で透析が困難な場合の広域連携など、被災地以外の透析施設を利用しやすくする協定も必要です。そうした課題を指摘し今後の取り組みの強化を求めました。

 黒岩知事は、災害時も透析患者が通常と同様に透析を受けられるような対策に取組むことは重要と述べ、対策の充実を図る姿勢を示しました。透析施設の状況を把握するため、毎年定例的に情報収集を行うことや、患者・家族への「緊急透析カード」携帯の呼びかけ、医療救護計画改定に合わせた搬送方法の検討など今後の具体的な取り組みも明らかになりました。

 低たんぱく食など透析患者用食糧の備蓄についても課題であり、引き続き充実強化を求めていきたいと思います。

*主要駅の水道管耐震化

 東京都では先ごろ、災害時に多くの人が集まる「主要駅」や「駅周辺の避難所」などへの水道供給ルートの耐震化を計画的に進める方針を打ち出しました。

 県営水道では、横浜・川崎など他の水道事業者と同様に、災害拠点病院や広域避難場所等への給水について優先的に整備を進めています。しかし主要駅や周辺の避難所は優先整備の対象となっていません。

 そこで、主要駅等についても管路の耐震化の状況を調査し、必要に応じて優先的な耐震化を図ることを提案しました。駅周辺は、商店街への配慮や交通規制、施工上の課題もあり、耐震化が進んでいません。企業庁長からは、「新たに主要駅周辺を優先的に耐震化を進める路線とし、地元市町と連携を図る」との前向きの方針が示されました。

*文化でマグネット化を

 県有施設の「原則全廃」という報道に大きな衝撃を受けた方も多いと思います。文化・芸術は、心豊かな社会を作り上げる上で大切な役割を果たすものです。財政が厳しなると、文化関係予算を削ればよいという意見は必ず出てきますが、昨今の痛ましい社会問題の背景には、経済の豊かさを追い求めすぎて、心の豊かさを置き去りにしてきたこともあると感じています。

 そこで文化振興により、どのように神奈川の魅力をアップさせるのか、知事のビジョンを伺いました。知事は、「地域の特性を生かしたエンターテイメントを通じて魅力を発信し、多くの人が訪れて経済も潤い、文化と経済が両輪として回っていくことが必要」と述べました。横浜市と連携して中区・西区エリアを世界にむけて魅力ある文化芸術作品を発信する場所となるよう取り組むことも表明しました。

 次に県の博物館・美術館等の社会教育施設の活性化について取上げ、これまできめ細かな評価が行われてこなかったことを指摘。施設の魅力を発揮するために、外部の専門家や県民、NPOなど様々な手段を活用して、総合的客観的な評価を実施して活性化を図るべきと提言しました。

 また社会教育施設の利用では、高校生が幼稚園児よりも少なく、学校との連携も不十分であることも指摘し改善を求めました。これを受けて知事は、「各施設が魅力を発揮しきれていない、地域と連携した取り組みが不十分である」との認識を示し、運営する側の意識改革や、客観的できめ細かな評価、来館者数の目標設定などを行って改善を図り、それでも利用される見通しが立たなければ施設の在り方を厳しく見直すとの姿勢を示しました。

 文化・芸術、社会教育は大切です。だからこそ、これらの施設が多くの県民に活用されるよう、緊張感を持って魅力を高めていく不断の努力をしてほしい。そんな願いを込めて質問をしました。
 

神奈川県議会議員 はかりや珠江

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