港北区では、製造業が活発ながらその魅力が区民にあまり認知されていないと、今年度初めて「ものづくりのまち魅力発見事業」をスタートさせた。一環として区内中小企業の工場見学を実施する。それに伴い、見学先となる製造業の公募を先月末まで行った。工場見学は来年2月を予定している。
同事業の担当課である区政推進課によると、先月末までに行われた公募に応募はなかったが、区から声をかけた数社からは手が挙がったという。今後は参加する小学生以上の区民に対し公募を行い、来年1月までには工場見学先と詳細を話し合っていく。
同課は「まずは子どもたちに港北区の魅力の1つでもある製造業について、実際に現場を見て知ってもらいたい。同時に区民と工場との相互理解を深めていきたい」としている。
また、区が製造業を営む中小企業などを取材し、その魅力は広報紙やパンフレットなどで順次発信もしていく予定だ。
港北区内の樽町や新羽、高田などには現在横浜市内最多の556(2010年現在)の製造業事業所があるが、10年前に比べると3割以上減少。要因としては製造業の事業所や工場の転出により、その跡地にマンションや住宅が建てられるケースが増加していることがあげられる。
区では同事業を工場転出抑止にも位置づけている。
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