「新横浜パフォーマンス」実行委員長に就任した 野崎 美智江さん 新横浜在住 53歳
「自分の”入り口”見つけて」
○…20回記念を迎える「新横浜パフォーマンス」の実行委員長を務める。これまで実行委員長は新横浜の会社社長などが選ばれてきたが、今回初めて新横浜に住む「主婦」が大役を担う。「長年続いてきたイベントなのでプレッシャーもある。大変だけど勉強しながら楽しんでやっていますね」
○…8年前からパフォーマンスのボランティアを続けてきたほか、現在横浜で最大規模となったボランティア団体を10年前に立ち上げ、引っ張ってきた経験が周囲から評価された。今回の実行委員では、約20人が3月から準備を進め、週1回開かれる2時間の会議を続けてきた。その後、飲み会でも熱い話し合いが続き、深夜になることも。「不安不安と思っていると、皆が『大丈夫』と安心させてくれる。ありがたいですね」と柔らかな笑顔を見せる。
○…「人といることが大好き」と話すが、30代の頃は社会との接点が持てず、悶々とする日々が続いたという。新しい扉を開くきっかけとなったのがボランティア活動だった。現・日産スタジアムでワールドカップが開催された際、市が募集したボランティアに参加したことを皮切りに、スポーツイベントや国際会議の支援等を中心とするボランティア団体を結成。「責任感が生まれました。初めて自分らしい”入り口”が見えた気がしたんです」。それがパフォーマンスに携わった端緒につながっている。
○…パフォーマンスを間近に控え、手帳はびっしり。ポスト1つ1つに歩行者天国の告知を配ったり、メディアでPRをしたりと忙しい毎日を送る。「新横浜の人は面白いことを受け入れてくれる遊び心があると感じています。それだけにやりがいがありますね。今後も進化するパフォーマンス。来年はまたボランティアとして頑張ります」と今後も突き進んでいく姿勢を見せた。
|
|
|
|
|
|