港北芸術祭実行委員会 独自の文化作り 20年 69公演を実現
港北区内で演劇や音楽の鑑賞会などを区と共に企画、運営する「港北芸術祭実行委員会」(山本貞会長)。区民に優れた芸術文化を親しんでもらおうと1993年に設立され、今年で20周年を迎えた。活動の軌跡を振り返る。
同委員会発足は、行政のみが中心となって開いていた芸術文化事業を充実させようと、区が92年に区内在住の芸術家らに意見を求めたことがきっかけ。同年に会の前身である「港北区地域文化振興懇話会」が発足し、翌年現行の形でスタートした。メンバーは歴代の港北区長や区連合町内会長を除くと、女優の五大路子さんやチェロ演者の堀了介さんら8人。当初から同じ顔ぶれで活動している。
この20年間、毎年の公演内容は、年度初めにメンバーがそれぞれの企画案を持ち寄り、皆で決めていく。メンバーのジャズトロンボーン奏者・平賀三男さんは「ジャンルの異なる方々が集まるので、今年の12月に開かれる演劇が読み芝居とチェロ、尺八が一緒になったものになるなど、従来考えられなかったものが生まれることが多いんです」と話す。
20年間で実施した公演は昨年までで69作品。演劇など多岐にわたるが、「低料金で本物の芸術を贈る」は変わらないモットーだ。区は「最初はあまりお客さんが入らなかったが、今では安定して見に来て頂けるようになった」と話している。
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