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港北区版 公開:2012年12月20日 エリアトップへ

綱島西在住96歳の潮田さん 1千のマフラー 被災地へ 現地への送付手段を模索

公開:2012年12月20日

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潮田さんと思いが込められ、梱包されたマフラー
潮田さんと思いが込められ、梱包されたマフラー

 綱島西在住の潮田(うしおだ)チカさん(96歳)が、被災地支援を目的に1千枚のマフラーを編み、送り届けようとしている。現在、現地に送る手段を探しているところだ。

 昨年の3・11--。潮田さんは強い衝撃と悲しみを受けた。「多くの人が大変な目にあっている。私に何かできないか」との思いに駆られたという。

 「たくさんの方々を喜ばせたい」と考えた時に思いついたのが編み物。3年前まで、潮田さんが続けてきた趣味だ。以前もマフラーを1千枚以上織ったことがあり、より多くの人の手助けになると、今年の3月からクリスマスを目標に織り始めた。

 潮田さんと一緒に暮らす、娘の田中征子(いくこ)さんは「母は『送る』と決めてから先月末までの9カ月の間、毎日朝から夕方の5時ぐらいまで作り続けていました。通っているデイサービスにも行きたがらないんですよ。その根気には頭が下がります」と振り返る。

 潮田さんが織り続けたのは直径1m前後のマフラー。専用の編み機を活用し、青や緑、オレンジ色など様々な種類のものを編んだ。「作業をしても邪魔にならない、少し小さいマフラー。とてもあったかいですよ」と潮田さん。

 既に100枚ずつ、ダンボールに梱包し、それぞれの箱には、征子さんの手書きで、このマフラーのお薦めの巻き方が書かれたペーパーが同封してある。

 潮田さんは「今後も喜んで頂けるのであれば、地域の老人会などにもマフラーを配っていきたいと思っています。被災地への橋渡し役を務めて頂ける会社、人物を探しています」と話している。
 

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