「読書感想画中央コンクール」で優良賞を受賞した 浜田 一希さん 篠原東在住 篠原中学校1年生
思いを絵画で表現
○…読書の感動を絵で表現する「読書感想画中央コンクール」(全国学校図書館協議会ら主催)で、応募総数約67万点の中から優良賞を受賞した。科学が好きなことから、指定図書で一番興味があった本『鉄は魔法つかい』を選んだ。「小学校から7年間応募し、待ち望んでいた賞だったので嬉しい」と喜びを噛みしめる。
○…絵の中央には、楕円形の鉄を持つ自分の姿。周りには黒みがかった赤や黄の背景に、青でシャボン玉のような円をいくつも描いた。一つひとつの円は、鉄の可能性を表しているという。「森に含まれる鉄の成分が川に流れ、やがて海を豊かにする」との話が本に出てきたことから、「例えば鉄の物質はイスの脚や部品だけでなく、まだ僕たちが使い道も分からないようなものへ変化する、未知の可能性を持っている」と説明する。小学2年生の時、家族旅行先の小岩井農場で出会った人が「森が豊かだと、自然の中で水が循環し、海も豊かになる」と話していたのを思い出し、イメージを膨らませたという。
○…小学校1年生の時から絵画教室に通う。最初は「趣味があると良い」との母親の勧めで習ったことがきっかけだったが、自由に描くことの楽しさを知り絵が好きになった。自然体験も大切にするという教室の方針から、生徒の家族を含めた山登りも行う。「昔はただ与えられた課題の絵を描いていたけど、ここでは強制されることはないんです」。先生とは、学校や大好きな科学の話など、いろいろなことを語り合えるという。
○…考えることが好きで、科学者になることが夢。絵画は自分が思っていることを相手に伝えることができる手段として考える。「科学には分野が色々あるけど、広く考えていてまだ決まっていない。でも宇宙や元素にも興味がありますね」。最近は難しい本にもチャレンジし、夢に向かって着実に歩みを進めていく。
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