二見交通局長インタビュー 「お客様の安全を第一に」 グリーンライン 5周年
2008年に中山駅―日吉駅間に開通した横浜市営地下鉄グリーンラインが3月30日、開業5周年を迎える。同日には、イベントが沿線駅で開かれるなど、盛り上がりを見せ始めている。本紙では同線を運営する横浜市交通局の二見良之局長に周年の感想や今後の展望を聞いた=中面に関連特集
―5周年を迎える現在の心境は。
「非常に感慨深いです。市の成長戦略エリアの横浜北部地域を結ぶ基幹路線としてスタートしましたが、開設当初の乗降客数は、一日7万数千人と予想を下回りました。その後リーマンショックなどの厳しい経済状況も続きましたが、沿線の皆様にご利用頂き、乗降客数は増え続け、現在は極めて順調といえます。具体的には、平成23年度は一日あたりの乗客数は11万人弱、直近では11万6千人となっています。ブルーラインと合わせると約60万人にものぼります」
―乗降数増加の要因は。
「グリーンライン沿線の居住地の開発や成熟化、大型商業店舗などができたことがあげられるでしょう。また、特に日吉駅は東横線との結節点でもあり、現在、一日約3万3千人にもなります」
―各駅の特長は。
「一例として中山駅は、動物園・ズーラシアさんの最寄り駅で、ご家族連れのご利用が多い。川和町駅は日本一記録をデータ化するサイトで『富士山が日本一綺麗に見える地下鉄』に認定されているんですよ」
―サービスへの苦情、要望はありますか。
「一番多いのはダイヤへの要望。終電をもう少し遅くして欲しい、他社線との接続をスムーズにしてほしいというものです。また、午前6時50分〜8時15分の朝ラッシュ時、特に日吉本町駅から日吉駅間の混雑緩和も課題で、来年の平成26年3月に朝のラッシュ時間に新車両を導入し、運行本数を増やします。同時に午後6時〜8時までの夕方のラッシュ時を緩和するため、6分間隔での運行を現行の8時から10時台後半にまで延長する予定です」
―今後の抱負・目標は。
「市営交通のお役目としてお客様に安心・安全に乗って頂くことが基本となります。その上で相鉄・JR直通線などの新たな鉄道網との連携をとらせて頂きながら、さらに利便性を高めていきたい。今後ともお願いいたします」
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