2015年度の開業を目指していた相模鉄道の西谷駅と、JRの羽沢駅(仮称)を結ぶ「相鉄・JR直通線」(神奈川東部方面線)について、鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、開業を18年度内へ遅らせることを、先ごろ発表した。
同機構によると、旅客・貨物の運行に支障を出さないようにするために、短い作業時間帯で配線の切り替え工事を実施しなければならないことなどが遅れの理由だという。
機構はこれにより、19年に開業を予定している相模鉄道と東京急行電鉄による「相鉄・東急直通線」(羽沢駅〜日吉駅間)への影響はないとしている。
また、約683億円としていた建設費は、約782億円へ増える見通しであることも合わせて発表された。関係者協議による計画の変更や、地質調査で当初の想定以上に地下水の影響が判明し、遮水対策が必要になったこと、法令・基準の改正などにより、ホームドア設置などが義務付けられたことなどが理由という。
同機構は、「今後、最大限工程の短縮などの努力をして、開業時期を18年度内と考えている。出来る限り早い段階での開業とコスト短縮に、引き続き努力して参りたい」とコメントしている。
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