カナダのオタワで先ごろ、デュアスロンの世界大会「ITUデュアスロン世界選手権」が行われ、綱島のスイミングスクール「ウォーターメイツ スイムクラブ」に通う浅海(あさかい)健太さん(18)が男子ジュニア部門で10位獲得を果たした。
デュアスロンは、ランニング、バイク(自転車)、ランニングの順で記録を競うスポーツ。同大会は3部門に分かれ、浅海さんは19歳以下のジュニア部門に出場した。
午後6時半、白夜で明るい中でレースがスタート。スローペースで始まり、最初のランで浅海さんは第一集団に属していたが、途中から離された。バイクで1番体力を消耗するとされる先頭を他の出場者から強いられたことに加え、アップダウンの激しいコースだったことなどが影響した。
「1桁の順位を取りたかったので悔しい。満足はしていない」と浅海さんは語る。
体重の増加が課題
浅海さんは小学1年生の時に、水泳・バイク・ランで構成されるトライアスロンを始めた。高校時代、陸上部に所属したことから、昨年まではデュアスロンをメインに活動。昨冬、アジア選手権のジュニア部門で1位になったことが、今回の世界大会の出場につながった。長年通っている綱島のスイミングスクールでの練習が、心肺機能を高めることに生かされている。今年からはトライアスロンと共に両立を図っていく考えだという。
「今の課題は体重の増量。自転車は体が重いほうが風の影響を受けにくいんです」と話す。今後は来年5月に行われるスペインの世界大会への出場を目指す。
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