県高野連 日大高を甲子園に推薦 「21世紀枠」で出場なるか
神奈川県高等学校野球連盟が先月25日、箕輪町にある日本大学高校を春の選抜高校野球大会「21世紀枠」(注)に推薦すると発表した。関東地区各都県8校から1校が12月13日に選ばれ、1月下旬には全国から出場権を得られる3校を同大会の選考委員会が決定する。選ばれれば、同校野球部創設以来、初の甲子園出場となる。
「予想していなかったので驚いています。選ばれたのは光栄なこと。推薦に見合う活動をしていく思いが一層強くなりました。しかし決まるまでには先は長い。生徒と一緒に頑張っていきたい」と同校野球部の伊藤謙吾監督は話す。
部員は多い時で50人以上いたこともあったが、現在は27人と例年よりも少人数。1、2年生で挑んだ秋の県大会は、優勝候補でもある桐光学園高校に勝利し、32年ぶりに決勝へ駒を進めた。横浜高校に敗れたものの、好成績を残している。
突出した選手で勝ちにいくのではなく、打力が弱い分、バントや進塁打で次へつなげて点数を取りに行くのがチームカラー。部員の力を集結して戦うことを身上とする。伊藤監督は「人数が少なかったことで、部員と話をする機会や一人ひとりの練習する時間を確保できたことが良かったのではないか」と話す。
これまでの健闘を評価
県高野連が、県で1校の推薦枠に同校を選んだ理由として、これまで甲子園へ出場したことはなかったが、夏の甲子園予選の県大会決勝に過去4度の出場経験があること、また秋もこの5年間で2度の関東大会へ出場を果たし、健闘していることを挙げている。
2年生の佐野秀伍主将は「関東大会で良い成績を残して選抜へ行ければ良かったが、推薦を受けたことで行ける確率がゼロから1へ上がったので、ありがたいです。まずは目先のワンプレーに集中する意識を持って、春、夏と勝てるように頑張りたい」と意気込みを語った。
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