港北図書館(石田勝行館長)で昨年の8月から行われていた耐震補強工事がこのほど終了し、3月25日から再開館している。
同館が建築されたのは1980年。国の建築基準法で定められている耐震基準では、1981年以前の建築物については適合していない。こうした事態を受け、横浜市は独自の耐震改修促進計画に基づく耐震診断の結果を基に工事を実施している。今回は主に、耐震壁の適用や筋交補強などが行われた。
「目的別に探しやすく」
同耐震補強工事に伴い、館内は利用スペースを広げるなどリニューアルされた。その1つが返却カウンターの設置。以前は貸出・返却を同じカウンターで行っていたが、別にすることで利便性を向上させている。また相談カウンターを新設し、館内やそのほかの市立・県立図書館にある参考資料などを検索してくれる。こどもの本コーナーでは、「絵本」「紙芝居」「知識の本」「物語」と4つのジャンル分けを行い展示。フロアの色も淡いピンク(一般図書スペースはグリーン)に変更された。また、工事前に12席だった持ち込みパソコン使用可能席を78席に増設された。
さらに、離乳食や名づけ、育児雑誌などをまとめた「子育て情報コーナー」のほか、港北区にまつわる郷土史や行政、各団体のイベントチラシなどを集約した「港北まちの情報コーナー」、「医療情報コーナー」を新設。「子育て」「地域情報」「医療」と、目的別にまとめ、利用者が探しやすいように配慮されている。
「近年読書離れが叫ばれておりますが、小さなお子様を中心に、読書に親しむきっかけとなればと考えます。今後も地域住民に役立つ図書館を目指して運営していきます」と、石田館長は話した。
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