港北区 保育所未利用者を支援へ 新規事業スタート
港北区は、今年度の自主企画事業で「地域で支えあう福祉のまちづくり」を盛り込んでいるが、その中では「地域子育てつながり事業」を重点に位置づけている。新たに、子どもを保育所に預けていない保護者を支援する取り組みを始める。
同事業は、子育て世帯の育児へのスキルアップ、不安解消などをサポートすることが目的で、区内に62ある認可保育所を活用していく。区は今年度、「ミニわくわく広場」「にこにこベビーステーション」「赤ちゃんサロン」の3つを新規事業として掲げている。
「出会いの場」提供
3事業に共通しているのが、保育所に子どもを預けていない保護者への支援。例えば「赤ちゃんサロン」では、出産後の保護者が孤立しないよう、公立保育所で0歳児対象の育児相談や保護者同士で交流が深められる場を用意していく。区子ども家庭支援課では「プロである保育士、同じ悩みを持つ人同士が出会える場を作るために企画した」としている。
乳幼児の多さが背景
この新規事業が立ち上がった背景には、区が0から5歳の乳幼児が市内で一番多いこと、子育て支援拠点が制度上のため、1つしかないことがあげられる。加えて仕事を持つ保護者が働きやすい環境を整えることを目指して進められている「待機児童ゼロ」が林文子横浜市長の方針のため大きくクローズアップされる一方、幼稚園入園まで自宅などで子育てをする世帯も多く、そうした人たちへの支援を厚くしていきたい考えが区にあったことによる。
同課では「保育所はどうしても入所している人が中心になってしまうが、未利用者にも活用してもらうメリットは十分にあると思う。多様な形で子育て世代を支援していきたい」と話している。
同事業ではこのほか、子育て世代に育児の楽しみを伝える「わくわく子育て広場」、保育所で離乳食や食育講座などを行う「みんなでいただきます」などが継続実施される。
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