「新横浜パフォーマンス2014」（10月18日（土）・19日（日）開催）の実行委員長を務める 伊東 厚彦さん 篠原東在住 61歳
地元愛胸にひた走る
○…「新横浜を元気にしたい」。１９９１年、企業文化祭というコンセプトのもとスタートした新横浜パフォーマンスも今年で22回目。「今では横浜市長も来場し、横浜最大級のイベントに成長した」と頬をゆるめる。現在は、10月の開催を前に準備に余念がない。今年のテーマは「祝 新横浜駅開業50周年」。これまでの50年に感謝をすると共に「盛大にお祝いしたい」と、目を輝かせた。
○…実行委員会のミーティングは今年の３月から毎週行われている。そこでは、約30万人の来場を見込むイベントを成功させるために活発な意見が飛び交う。企業町内会と位置付けられていることもあり「多分野でのプロが多いので可能性は無限大に広がっている。私はみんなの意見やアイデアをまとめるだけ」と謙遜するが、先頭に立って会の舵取り役を担う。
○…「外からの人間を温かく迎えてくれたのが嬉しかった」。89年に独立し新横浜でビル管理会社を設立。その後に不動産業も立ち上げた。「今では新横浜が地元。アイラブ新横浜ですよ」と笑顔。イベントを主催する新横浜町内会では副会長の立場で会長をサポート。防犯部などにも所属し、地域の安全を守っている。趣味の１つである渓流釣りの師匠は、町内会会長。「渓流は都会の喧騒から離れた山の中。野鳥のさえずりなどを聞きながらリラックスできる」と話し、鋭気を養っている。現在は月に数回楽しんでいるという。
○…１日平均22万人の利用者数を誇る新横浜駅を抱える同地域は、16年に横浜環状北線が開通。19年には相鉄や東急の直通線開通を控えており更なる発展を心から願う。実行委員長を務めるのは94年・08年に続いて３度目。今年の見どころはズバリ鉄道関連イベント。現在子どもが楽しめる「ミニチュア新幹線」の運行やパネル展などを企画しており「皆様のご協力をお願いしたい」。地元愛を胸に、成功に向けひた走る。
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