県政報告124 自然災害への備え忘れずに 県議会議員民主党・かながわクラブ はかりや珠江
高校野球が終わると例年、急に秋が近づいてくるような気がします。今夏は猛暑に加え、日本各地で局地的な豪雨による土砂災害が発生。甚大な被害が出ています。被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
東日本大震災以降、地震や津波への対策が強化されていますが、これからは台風のシーズンにもなりますので、今回は風水害・土砂災害について取上げます。
*天候の急変に注意!
8月1日、西丹沢のキャンプ場内の川の中州でキャンプをしていた家族4人が、急な豪雨に見舞われ、水難事故に遭いました。県では8月6日に緊急アピールを出し、急な豪雨による増水で水難事故に遭うことのないよう、注意喚起やパトロールを行っています。
川遊びや釣り・キャンプ等で自然に触れ、楽しく過ごすためには事前の準備がとても大切です。天気予報のチェック、川の近くの看板に書いてある注意事項の確認などは是非とも行ってください。上流や近くで雨が降ると、川の水が急に増えて流されることもあるからです。大雨注意報や警報が出たときはなるべく早く川から離れ、パトロールの人の注意には必ず従いましょう。
*がけ崩れへの対策
大雨が続くと、地盤がゆるんで土砂崩れを起こしやすくなります。
県では、危険ながけを「急傾斜地崩壊危険区域」に指定しています。特に横浜・川崎など宅地化が進み人家の多いエリアは重点整備地域として取組んでいます。本来がけの管理は土地所有者が行うべきものですが、工事には多額の経費がかかり、技術的にも難しさがあるため、一定の要件を満たしたものについては、国庫補助事業・県単独事業として指定し工事を行います。例えば県の場合は、自然崖で高さが5メートル以上、工事によって保全される人家が5戸以上。(その他定められた要件すべてを満たす崖を指定します)しかし、指定されたものだけでも25年度末で1500か所以上あり、未指定を含めると、整備が必要とされるがけは約2500か所と言われています。
限られた予算の中でいっぺんに工事を進めることはできませんが、重点地域での整備進捗率は約64%となっており、優先度を考慮しながら取組んでいるところです。
この24日には、国が「土砂災害防止法」改正の方針を固めたとの報道がありました。広島市の災害現場では多くが警戒区域に指定されていなかったために対策が遅れていたとのことです。県では、「土砂災害危険箇所マップ」や「警戒区域マップ」「災害記録マップ」を作成して、ホームページで確認できるようにしています。
災害への備えについて改めてチェックしましょう。
|
|
|
|
|
|
PCジャングル本店だからできる中古PC・モバイル商品・アウトレット家電のLIVE配信4月25日19時スタート https://tigmedia.jp/live/watch?id=90a8e585c52c02bab9a7&tatag=townnews |
|
<PR>