神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2014年9月18日 エリアトップへ

横浜市中期計画案 「水素自動車」普及盛り込む 目標は「4年で50台」

公開:2014年9月18日

  • LINE
  • hatena
FCV車を紹介するイベントは市内各所で行われている
FCV車を紹介するイベントは市内各所で行われている

 この程公表された2014年度から2017年度までの「横浜市中期4か年計画」(素案)の中で示された施策の一つとして「水素自動車の普及」が掲げられた。市のエネルギー政策の中で、水素エネルギーを用いた取り組みが盛り込まれるのは初めて。

 二酸化炭素を排出しない低公害車として環境面でも注目される「水素自動車」について、横浜市は早くから着目。水素エネルギーで走行する燃料電池自動車(FCV)を2004年に首都圏の自治体として初めて導入。将来的な普及を見据え、市民へのPRや検証データの蓄積を行ってきた。

国の政策と連動

 2012年まで継続されたこの検証期間中、水素を用いた発電システム「エネファーム」(家庭用燃料電池)の急速な普及などもあり民間レベルでの技術開発が加速。同時に2004年当時は1台1億円ともいわれたFCVの価格が最近では700万円程度にまで引き下げられ、今年度中には一般販売も予定されるなど実用へ向けた動きも本格化。国も2013年度のエネルギー基本計画の中で活用推進を明言。「水素」が、エネルギー政策における重要な位置付けとなっている。

インフラ整備支援も

 こうした背景を踏まえ市では、行政を運営する上で基軸となる「中期4か年計画(素案)」の中で「横浜の経済的発展とエネルギー循環都市の実現」に向けた戦略の一つとして掲げた「再生可能エネルギー等の導入促進」の個別計画として「水素エネルギーの活用」について初めて言及。電気自動車(EV)よりも低公害とされるFCVの普及に努め、現時点では素案ながら「4か年での燃料電池自動車の市内普及50台を目指す」と明示している。さらに燃料を補給するガソリンスタンドに相当する「水素ステーション」についても、整備・活用可能な遊休地を民間業者に紹介するなど、インフラ整備を側面からサポートする方針。「今後は家庭用燃料電池の普及促進も含め、技術開発の動向を踏まえつつ様々な分野における水素エネルギーの活用を検討していきたい」(市担当者)としている。

 「中期4か年計画」で掲げられている個別の施策等については現在、開かれている市会定例会で議論されているほか、市民からの意見公募なども行われている。

港北区版のトップニュース最新6

障スポ大会で全国3位

フットサルFC ポルト

障スポ大会で全国3位

新横浜を中心に活動

4月25日

都市型SC「そよら」オープン

高田西

都市型SC「そよら」オープン

あす4月26日 セレモニーも

4月25日

横綱から「すもう場」

新横浜公園

横綱から「すもう場」

今年度中に完成予定

4月18日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月18日

次世代太陽電池で連携

マクニカ

次世代太陽電池で連携

実用化に向け 県・開発者と

4月11日

「受け入れ拒否」経験44%

盲導犬使用者

「受け入れ拒否」経験44%

協会、23年対象に調査

4月11日

PCジャングル本店だからできる

中古PC・モバイル商品・アウトレット家電のLIVE配信4月25日19時スタート

https://tigmedia.jp/live/watch?id=90a8e585c52c02bab9a7&tatag=townnews

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

  • 支援員の謝金が倍に

    公明党市議団の要望がカタチに 市政報告

    支援員の謝金が倍に

    横浜市会議員 望月やすひろ

    4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook