日本の書壇を代表する書家の一人で國藝書道院(本部=綱島)を主宰、産経国際書会最高顧問を務める齋藤香坡氏が個展「古都鎌倉に魅せる 香坡の書画三昧」を11月15日(土)から20日(木)まで、鎌倉芸術館で開催する。
齋藤氏は1937年(昭和12年)生まれ。阿部翠竹氏、森翠坡氏に師事し、37歳で國藝書道院を立ち上げた。鶴見区に錬成会場を構えるほか、県内各地や近畿地方などに支部を展開している。
「書画三昧」は、日本ではあまり見られないという書画一体の個展。齋藤氏は喜寿の節目を新たなエネルギーにして、創作活動に挑んだという。
展示される作品は約100点。中でも山水の風景に般若心経が綴られた高さ2メートル、幅25メートルの大作は注目の一つ。また、竹の子の豊かさと愛らしさを半紙に描いた『竹の子』は自身の満足度が高い作品。
これまでは、躍動感溢れる作風で知られる齋藤氏だが、今回は静の作品が数多いというのも特徴。ファンにとっては同氏の心境の変化も見逃すことができない。齋藤氏は「これまでの常識を覆す展覧会にしたい」と意気込む。
入場無料、午前10時から午後6時、最終日は午後4時まで。
港北区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|