料理教室を開き、フードクリエイターとしてさまざまなメディアでも活躍する 藤野 幸子さん 日吉本町在住 51歳
自分の興味に導かれていく
○…イタリア料理の教室を自宅である日吉本町など3カ所で開き、月50人ほど生徒に教えている。料理家として、さまざまなメディアにも登場し、活躍の場を広げる。「教えたものを家庭で作ってもらって、家族に美味しいといわれたと聞くことが一番嬉しい」と笑顔を見せる。
〇…料理を人に教え始めたのは16年前。きっかけは結婚してすぐ夫の海外転勤でヨーロッパにいったこと。ドイツで南イタリア出身の家族が経営するレストランで手伝いをした。「食べた料理がとても美味しくて、軽い気持ちで『キッチンに入れてくれない?』っていったんです」。1週間ほどのつもりが、ドイツにいた3年半ほどの間、手伝いを続けた。「南イタリアの人たちの明るくおおざっぱな気質も私にぴったりでした。まかないも本当に美味しくて毎日楽しかった」と料理に関心をもっていった。帰国後、近所の人たちに頼まれ、現地で習ったことを教えだした。「それまでは料理をほとんどしていなかったので、仕事にするなんて全く思っていませんでした」
〇…建築家の父と油絵を描く母の元に生まれる。自身も絵を描くことは好きで、中学校の時は画家を目指すことも。イギリスにいたときは、インテリアの勉強をしたいと父に話したこともあった。「日本からながーい手紙がきて、結局は『やめなさい』と書いてありました」と笑う。今でも、多くのことに関心を持ち、資格取得のための勉強をするなど興味の広がりとともに成長していく。
〇…「昔は教えたいものを作っていたんですが、最近、求められている料理がわかってきたんです」と話す。手の込んだ料理よりも、シンプルで簡単でおいしく、馴染みのあるものが評判だそう。これからも生徒の要望、そして自分のできること、したいことに合わせて行動をしていく。「料理は今、一番ほかの人に還元できること。続けていくと思います」
PCジャングル本店だからできる中古PC・モバイル商品・アウトレット家電のLIVE配信4月25日19時スタート https://tigmedia.jp/live/watch?id=90a8e585c52c02baba9a7&tatag=townnews |
|
<PR>
|
|
|
|
|
|