港北図書館(石田勝行館長)で11月19日、横浜F・マリノスの天野純選手が職業体験を行った。
職業体験は、Jリーガーの新人研修の一環として実施された。また、横浜市では毎年11月を「市民の読書活動推進月間」として定めている。
本の貸し出しに必要な図書館カードを作成した天野選手は、本の修理を体験。ボランティアに修理方法を教わりながら外れてしまったページをのりで接着するなどした。作業をする中で、月平均200冊が修理対象となることが説明されると、天野選手は「そんなに多いんですね。大切にしないといけないですね」と驚いていた。その後はオンラインデータベース閲覧サービスを体験。自身の誕生日のほか、プロ公式戦初出場で初ゴールとなった7月の天皇杯の新聞記事などを検索し便利さを実感した。
そのほかにも返却カウンター業務などを体験した天野選手は「本の修理をしてくれているボランティアさんがいることは知らなかった。貴重な経験を今後に生かしていきたい」と話し、「知識を増やすためにも本を読むことは大切だと思う。市民のみなさんもぜひ、図書館を利用しましょう」と呼びかけた。
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