区が主催する「港北OPEN HERITAGE」が先ごろ行われ、区内にある歴史的・魅力的な建物12地点が公開された。
そのうちの1つ、今回初めて公開された菊名駅のそばにある鈴木邸は、108年前の1906年に建築。2階部は養蚕用に使われていた。2005年に保全改修を行っているが、今も素朴な当時の民家の趣を良く残している。現在も鈴木さん一家が住んでいる。「知らない人を家に入れるのは怖かったが、多くの人が喜んでくれて嬉しい。梅の時期も綺麗なのでぜひきてほしい」と鈴木さんは笑顔を見せた。
また、妙蓮寺在住の高田利正さん(76歳)は「いつも散歩しながら、立派だな、どんな家だろうと気になっていた。この機会を楽しみにしていました」と話していた。
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