交通事故防止に向けた啓発や、自動車・自動二輪車の運転免許更新手続き業務などを担う、一般財団法人港北交通安全協会(嶋村尚美代表理事)が2017年、創立50周年を迎える。協会では「これからも交通事故撲滅を目指し、積極的に活動していく」と力を込める。
港北交通安全協会は1967年、港北警察署新設と共に誕生した。初代会長は、港北署の前身の1つである川和警察署長を務めていた杉本平氏。その後、現・会長で代表理事の嶋村尚美氏がバトンを引き継ぎ、今に至っている。
啓発に力尽くす
高度経済成長期を迎えていた当時、首都高速道路の開通をはじめ各地の道路整備が飛躍的に進んでいた。歩調を合わせる形で輸送手段としての自動車活用、個人のマイカー所有が増えると、交通事故が多発する事態となった。そうした背景を受け、各地の警察署所管ごとに「交通安全協会」が設立され、事故防止啓発活動を担っていくことに。港北交通安全協会もその流れの中で産声を上げたことになる。
時代の変遷とともに港北区の人口が30万人を超え、警察署が手狭になってきたことから、庁舎の移転が決定。2010年に現在の場所に新設・移転した。それに伴い同協会も隣接する土地を購入、新事務所も建設し、業務を継続している。
協会の主な活動としては、運転免許更新手続き業務のほか、春・秋の交通安全週間に合わせてのキャンペーン、小学校新一年生に交通安全を祈願した黄色いランドセルカバーの贈呈、小学生を対象に、学校内に車両や自転車を持ち込み、校庭に道路状況を表現した「はまっ子交通安全教室」の開催、通学路でのパトロールなどを続けている。
嶋村代表理事は「協会の存在意義や活動内容を知ってもらい、より円滑な運営ができるよう、今後も力を尽したい」と話している。
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