30周年を迎えた港北スポーツセンターの所長を務める 堀川 忠雄さん 金沢区在住 52歳
気持ちつかむ実直さ持ち味
○…港北スポーツセンターは1985年の2月に誕生した。「できた年の4月に新卒で横浜市スポーツ振興事業団(現・横浜市体育協会)に就職しました。縁を感じます」と笑顔を見せる。30年大きな改修もなく、今でもきれいな状態を保つ同施設。「みなさんがルールを守って使ってくださるおかげです」と頭を下げる。
〇…3年前に所長に就任。施設の管理と同時に、肩こり、腰痛、ひざ痛などを予防するトレーニングの指導なども自ら行う。「一人ひとりの反応をよくみて話すようにしています」とし、指導に入る”最初の一言”に力を入れる。天気やその日のニュースを取り入れながらの会話で少しずつ場を温めてから指導に入る。「バラエティやコンサートを参考にして、どう自分に引き込んでいくか考えています」と入念に研究を重ねている。
〇…家では素敵なお父さん。3人の子どもたちを育ててきた。「父が厳しかったので、自分は少し甘目かもしれない」と目を細める。父には「責任感を持て」と言われて育ち、小・中・高校と学級委員長を務めてきた。少年時代の将来の夢は警察官。「人とのかかわりをもって、助けられるということに憧れを抱いていました」。その後、得意だったスポーツを生かし入学した体育大学で人に教えることに魅力を感じ、指導の道に目覚め、今に至る。
〇…利用者は年々増え、昨年度は約30万人もの人が訪れた。所長として大切にしているのは「見えないコミュニケーションづくり」。朝から外を自ら掃除しながらあいさつをしたり、施設内もよく回るようにしている。「意見を直接私に伝えてくれる人が多くなった。改善してくれるかもしれないと期待してくれる表れだと思います」と背筋を伸ばす。30周年を迎え、今年は地域の人も巻き込んだイベントなども準備中。「施設をまちのコミュニケーションの中心の場になるようにしていきたいですね」
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