子ども・若者は社会の希望ですね 日本共産党 白井 まさ子
躍進させていただいた国政では、安倍政権によりストップしていた少人数学級について、財源を示して推進を求めた質問に、「さらに35人学級の実現にむけて努力をしていきたい」と安倍首相からの答弁がありました。横浜市政では、市の独自予算をつけて3年生以上にも拡大するよう求めています。
これまでみなさんから寄せられたご意見や要望を議会でとり上げ、市長に働きかけてきました。国民健康保険料算定方式の変更で、2013年度に子育て世帯の国保料が大幅アップし、港北区内の家庭からのSOSを聞き、市長に減免の具体案を要求しました。2014年度に3万世帯で平均5万円、総額15億円の引き下げが実現しました。
また、国で生活保護基準が引き下げられ、市は連動させて就学援助基準も引き下げたために、2014年度は1039人が就学援助金を受けられない事態が起こりました。引き下げは行わないよう議会で主張しましたが、実施されたため抗議し、来年度の引き下げはストップさせました。2013年度の基準に戻すよう主張しています。
子どもの貧困対策
力を入れていきたいのは、子どもの貧困対策です。賃金低下、税金・社会保険料の負担増、世界一高い高校・大学の学費、不十分な奨学金、子育て・教育が過度に家庭責任とされ、子育て世帯の貧困を生み出す社会の仕組みがあります。特に一人親家庭での生活費不足が深刻になっています。
市は来年度、子どもの貧困対策に関する計画をつくることになっていますので、就学援助に加え、中学校給食が未実施であることにより給食費が生活保護や就学援助の対象にならないこと、高校の奨学金を学力条件で対象を狭めていること、きめ細かな気配りができる35人学級を拡大していないこと、小児医療費助成制度の対象年齢が低く、所得制限があることを予算議会で指摘し、抜本的な引き上げを求めました。
ストップ!戦争する人づくり
先の戦争を反省しない勢力が憲法9条を変えて海外で戦争する国にしようとしています。横浜では侵略戦争美化、改憲肯定の育鵬社教科書が中学生に押し付けられています。今年8月に中学校教科書選定が行われます。市民運動といっしょに、横浜から始まっている戦争する人づくりにストップをかけていきます。
子ども・若者は社会の希望です。子ども一人ひとりの学びや生活をもっと大切にできるように、ごいっしょに市政を動かしていきたいと思います。
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