横浜市が地域のまちづくりを推進している活動や、それを支援する団体・個人を表彰する『横浜・人・まち・デザイン賞』。今月6日、第7回を迎える同賞の受賞者が発表され、地域住民らの幅広い活動への参加や創意工夫などが評価される「地域まちづくり部門」で、大豆戸菊名打ち水大作戦実行委員会(篠崎元彦実行委員長)の活動が選定された。
路面温度が3度低下
同会は、「地域の子どもたちに地球温暖化を身近に感じてもらいたい」と考え、夏場の打ち水行事を2006年に初開催。道路にまく水は井戸水を使用するなどエコにも配慮している。同会によると、打ち水をすると真夏のアスファルトは、一時的に3度ほど低下するという。
また、菊名池から新横浜までの区間で現在は道路の下を流れる大豆戸菊名用水路、通称「菊名川」を再現しようという思いも込められている。規模は年々大きくなっており、近年では約200人が参加する夏の風物詩に成長している。
放射線量も調査
また同会は、小学校や公園での「大豆」の育苗・観察・自然エネルギー施設の見学会を通じて環境学習の啓発を行っている。施設見学では、太陽光発電を学びながらソーラーカーを作成するワークショップを実施。さらに、生活環境を考える活動へと波及しており、近隣公園内の放射線量の調査なども行っている。
篠崎実行委員長は「これまでの活動が評価されたことを嬉しく思います。子どもたちを中心に環境意識を高めるほか、地域の歴史にも触れられる機会作りを今後も継続したい。協力を頂いている多方面の方に感謝します」と笑顔で話した。
同賞は今年、「地域まちづくり」部門43通(36件)、まちなみ景観部門140通(110件)の応募があった。24日(金)には、横浜市長公舎(中区)で表彰式が行われる。
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