県政報告135 「育児は育自」を胸に 県議会議員民主党・かながわクラブ はかりや珠江
若葉の輝きに自然のエネルギーを感じる季節。子どもたちも、入園・入学・進級など新しい環境になじみ始めた頃でしょうか。
こどもの日は「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福を図ると共に母に感謝する」ことを趣旨としていますが、児童虐待をはじめ子どもの安全が脅かされる事件や、保護者の経済状況による「教育格差」なども大きな課題となっています。
*ありのままで
大きなブームとなった「アナと雪の女王」の主題歌の一節。親は子どもに期待を寄せ、あれもこれもと望んでしまいがちです。しかし子どもにとって大切なのは、「自己肯定感」「自尊感情」を持つことではないでしょうか。つまり「自分は大切に思われている」「自分はこれでいいんだ」という気持ちを持てること。これを大きく阻害するのが虐待です。虐待にあった子どもは、長く心の傷を背負って生きていきます。虐待につながらないよう、保護者の子育ての悩みやイライラを受け止め、サポートする人や支援の仕組みの充実が必要。「育児は育自」という言葉があるように、「子どもによって親も成長させてもらえる」と考えたいですね。
*自立支援を強化
県では「すべての子どもに夢と希望をかなえる力を」を掲げ、生活保護受給世帯の子どもたちの状況を調査し、必要な支援策や効果を検証してきました。今後はさらに、支援を必要とする様々な境遇の子どもたちへの自立支援を充実させていくことが課題です。
「子どもを育てることは未来を育てること」。その想いを持って、努力を続けます。
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