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車いす陸上で2016年リオデジャネイロパラリンピックを目指す 中山 和美さん 日吉本町在住 32歳

掲載号:2015年6月25日号

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「活躍」が周囲への恩返し

 ○…400m、800mへの現日本記録保持者として、出場を目指す。チャンスを逃したロンドンパラ五輪大会を振り返り「以前は世界順位も低く、出場権を得られなかった。今回は雪辱を果たしたい」と熱意を語った。メダル獲得を見据え、現在は週5回程度の練習や、国際大会などを通して研さんに励んでいる。

 ○…8年前サーフィン中、突然腹筋から下に力が入らなくなった。突発的な脊髄梗塞を発症し、両下肢麻痺となり、今までと生活が180度変わってしまう。「夢だったキャビンアテンダントになれたのに、たった1年で退職することになったんです」と当時の悔しさを思い出し、歯をかみしめる。希望が絶たれた中、医師に車いす陸上を勧められ、新たな活路を見出す。初めて出た湘南マラソンで「走る楽しさとゴールを切る快感に新しい喜びを得た」。今では、競技にどっぷりのめり込み、タイムが縮んだときは「日々の努力が報われた気がする」と笑みをこぼす。

 ○…千葉県で生まれ、学生時代はバスケ部のキャプテンを務めた。「いわゆる体育会系女子でした」とニッコリ。現在勤務する会社はパソコン作業が主。入社時には慣れない作業に苦戦したという。会社は競技への理解が深く、常にサポートしてくれる。一人暮らしだが、「いつでも手助けが出来るように」と両親は近くに引っ越してきた。「理解者に恵まれて今の自分がある」と周囲への感謝を忘れない。活躍を見てもらうことが恩返しだとキッパリ。

 ○…「ピンチを発想の転換をしたことで、今の自分がある」。同じ障害がある人へ「最初からダメだと決めつけず、色々な可能性に挑戦してほしい」とエールを送る。同競技の選手生命は長い。2020年の東京パラ五輪も見据えている。自分の活躍を見た人が、競技に興味を持ち「将来ライバルとなる選手が現れてほしい。一緒に切磋琢磨したい」と持ち前のエネルギッシュさを見せつけた。

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