大佛次郎記念館で謎解きゲームを企画した 佐藤 優さん 大豆戸町在住 19歳
笑顔をもらって成長中
○…「夏休み中、ずっと謎解きの問題を考えていました」。先月の12、26日の2日間、大佛次郎記念館(中区)で行われた体験型謎解きゲーム「盗まれた次郎の秘宝」を企画した。「とても大変で準備中は『もうやりたくない』と思っていたけれど、楽しんでくれるお客さんの顔を見たらまた何かしたくなりました」
○…きっかけは今年4月に入学した東京都市大学で出会った先輩。「面白そうな団体があるよ」と紹介されたのが、女子大生も多く所属し、横浜市芸術文化振興財団と共催事業を計画中のNPOだった。そこで行っていた同記念館活性化プロジェクトの一つとして6月から活動をスタート。「大佛次郎を全く知らなかったので、本を読んだり、記念館の人に聞いたりしました。小説家って堅いイメージですが、意外と愛妻家で猫が好きだったりして」。そうした大佛の”横顔”を盛り込んだクイズを様々な人にアドバイスをもらい、自分の力で一つひとつ考案していった。「館内を隅々まで見てもらえるように工夫しました。新しく大佛を知ったという人も多くて、嬉しい」
○…高校時代までは特に人前に立つタイプではなかった。「学校のイベントを企画したこともありません。あえていうなら、友達の誕生日かな」。仲良しだった10人のうち誰かが誕生日のたびにサプライズを準備。先生など色々な人たちにインタビューし、ビデオレターを作ったり、ドラマを撮影してみたりと力を入れた。驚きながら喜んでくれる友達の姿が嬉しかったという。
○…「小さい時から将来の夢が何度も変わっているんですが、今は決まっていない状態」。友達と毎日を過ごす高校時代と違い、大学生になり、幅広い世代の人たちと触れ合う機会が増えた。「今は社会人の人たちにいろいろ教えてもらってばかり。ギブ&テイクのテイクができる、他の人に与えられる大人になりたい」。多くのものを吸収して、成長していく。
|
|
|
|
|
|
PCジャングル本店だからできる中古PC・モバイル商品・アウトレット家電のLIVE配信4月25日19時スタート https://tigmedia.jp/live/watch?id=90a8e585c52c02bab9a7&tatag=townnews |
|
<PR>