自治会や町内会と連携し、空き巣や盗難などの防犯活動を行う港北区宅地建物取引業防犯協会(小泉正会長)は6日、新横浜自治会館を会場に地域防犯合同講習会を実施した。
毎年エリアを変えながら行われている同企画は今年で9回目。今回は新横浜町内会をはじめ、新横浜自治会、港北防犯協会、港北警察署などが協力。約60人が参加した講習会では、現役のお笑い芸人で構成される防犯ボランティア団体「ツナコメ」のメンバーによる、振り込め詐欺撲滅をテーマにした「防犯漫才」が披露されたほか、防犯講話として犯罪発生状況が参加者に伝えられた。
講演会終了後は新横浜駅に移動し防犯キャンペーンを実施。駅利用者らに啓発物を配布し「振り込め詐欺撲滅」などを訴えた。
港北警察署が公表する犯罪発生状況によると、区内では空き巣が多発。9月末までの暫定数値で昨年同時期の58件からは減少の52件であるものの県内ワースト2位の被害件数となっている。また、振り込め詐欺に関しても25件・5400万円の被害が認知されている状況だ。
これに対し小泉会長は「今後も少しでも港北区内の犯罪抑止に貢献ができるように活動を継続していきたい」と話した。
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