先月末行われた「横浜シーサイドトライアスロン60歳以上の部」で優勝した 北島 明生さん 高田東在住 61歳
目標掲げ、人生まっとう
○…水泳400m、自転車20Km、マラソン5Kmが公式距離となる同大会で頂上に立った。しかし、当日海が荒れていたため、主催者が安全を考えて水泳を半分の距離の200mに変更した。「タイムはまあまあ。水泳が一番得意なので、変更は残念。本来なら一般の部の中でももっと上位に食い込むことができたのに」と笑顔を見せながらも少年のように悔しがる。
○…トライアスロンとの関わりは長い。勤務していたNEC(日本電気(株))の水泳部キャプテン時代、当時同競技の先駆け的選手だった大学生2人が同社のプールを練習場にしていたことが契機に。「2人から『やってみないか』と誘われて。まだ28歳でね。体力づくりにやってみようと考えた」。持ち味は”思い立ったら即行動”。直ぐに大会に出場した。トレーニングにも余念がなく、自宅から武蔵小杉にある会社まで自転車で通勤し、朝・昼は同部での練習で一日に1万m泳ぐ……と活気あふれる日々を過ごしてきた。40歳前半から定年を迎えた60歳までは監督を務め、その傍ら個人で新島を会場にした大会に出場、年齢別で何度も優勝を重ねている。「トライアスロンは生活の一部」と端的に語る。
○…家族は妻と娘の三人。水泳部に所属していた現役時代は、全国で開かれる大会に連れて行き、応援がてら各地を観光した。「家族を巻き込んできたから長く続けることができた」。現在は、横浜市の小学生の放課後居場所事業・はまっ子ふれあいスクールで瀬谷小学校にチーフとして勤務し、児童と触れ合っている。「皆笑顔が可愛いいんだ。忙しいけど楽しいね」
○…毎朝5時に起床し、10Km以上走るか自転車に乗り、1・5Km泳いでいる。80歳代まで現役でトライアスロンを続けたいという。「健康のために運動したことはない。目標を立ててそれに向かって精進するのが好き。生きる張り合いになるんだ」と目じりを下げた。
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