今年9月、関東を襲った記録的な大雨により決壊した鬼怒川の堤防。その被害を受けた茨城県常総市に武相高等学校(中田仁校長)の生徒83人が11月9日、ボランティアに訪れた。
同高校のOB会である動静会(工藤次郎会長)が、生徒のボランティア活動への理解を深めるために計画した。「被災地に実際に足を運ぶことで、人の痛みや優しさを感じてほしい」とその思いを話す。
バスの乗車定員などに限りがあるため、先着80人を募ったところ、わずか2日間で定員に達したという。
曇り空の中での作業となった当日。常総市災害ボランティアセンターから指定された、河川のすぐ近く、水害に襲われた田んぼのゴミ拾いを行った。田んぼには金属片や空き瓶や木材など様々なゴミが落ちており、生徒たちがゴミ袋片手に収集していった。
作業は午前と午後に分けて約3時間行われ、約5ヘクタールの面積の中で2トントラック1台分のゴミが集まった。
参加した生徒は「ゴミ整理しながら自分の心まですっきりした。まちの人に『君たちのやってくれたことはこの町の人の勇気になる』と言われ、いいことをしたんだなと実感した」と話していた。
工藤会長は「生徒たちは初めての被災地のボランティアでみんな緊張していたが、地域の方々の気持ちに寄り添い、一生懸命取り組んでいた。この経験が今後に役立てば」と語った。
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