2015年も残りわずか。横浜市が市民に募集した今年の10大ニュース候補には、ブルーライン快速運転開始、横浜F・マリノスの「マリノスタウン」新横浜地区への移転決定など、港北区に関連したものも上がっていた。本紙港北区版は24日が年内最終号。紙面を飾ったニュースからこの1年を振り返った(記事内容は掲載号時点)。
1年を通じて数多く取り上げたのが街づくりや再開発に関するニュース。最初に掲載したのは(=3月5日号)、相鉄本線と東急東横線の直通線に伴う、新綱島駅周辺地区の道路拡幅やバスターミナルを含む駅前広場の整備、区民文化センター設置に対し、今年度に予算計上されたものだ。この件は工事開始により、隣接する1927年創業、かつて温泉地として繁栄した綱島地域の唯一の名残である「綱島温泉東京園」が5月19日に休園となった記事につながる(=5月21日号)。続いて市は8月中旬に住民らを対象に事業説明会を開催(=9月10日号)。その中で地下に新設される新駅の地上部にバス乗降場の一部移転、放置自転車解消に向けて1000台規模を収容する駐輪場を新駅と地上までの空間を利用し、整備するとしている。
同じ綱島地域では「パナソニック綱島事業所跡地」に関するニュースも多かった。1960年に旧・松下通信工業(株)の拠点として開設し、2011年閉鎖された同事業所。利用方法が様々噂されてきたが、敷地内に米アップルの研究開発施設や複合商業施設などの設置が決まった(=4月9日号)。それに関連する形で箕輪町のアピタ日吉店が11月末で閉店し、パナソニック跡地に新店舗を移転・開設する(=10月1日号)。さらにこの時点ではアピタ日吉店の敷地を取得した野村不動産(株)は用途不明としていたが、11月中旬、市は同社が所有する敷地の一部を小学校新設に向けて確保するため、協議を進行していることが分かった(=11月26日号)。この地域では住民から小学校新設の要望が以前から非常に高く、希望が叶ったことになる。
ラグビーWC開催
スポーツ関係では、3月2日、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)が「ラグビーワールドカップ2019」の開催地に選定された(=3月19日号)。さらに9月28日には、決勝戦が行われることが明らかになった。元々は開幕・決勝戦は新国立競技場に確定していたが、同競技場が総工費高騰で批判を受け、政府が建設計画を白紙にしたことから、横浜に白羽の矢が立った形だ(=10月8日号)。
本紙はWEB上でも読める。年間を通じて読まれた記事に横浜アリーナが16年1月から半年間、設備老朽化に対応する改修工事のための休業がある(=1月29日号)。掲載約11カ月で45730ページビューがあった(12月17日現在)。
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