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港北区版 公開:2016年2月4日 エリアトップへ

港北区の「横浜子育てパートナー」として相談員を務める 早川 かおりさん 篠原町在住 40歳

公開:2016年2月4日

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悩みに寄り添い続けていく

 ○…「大小に関係なく悩みごとを相談者と同じ目線で向きあっていきたい」――。市が先月末導入した「横浜子育てパートナー」として、育児への不安や心配な事柄の相談役を務めている。始まったばかりの取り組みだが、すでに数人から電話や直接話を聴いている。「日ごろ元気に振舞っているお母様たちにも実は悩みがある。そうした声にも丁寧に対応していきます」

 ○…市の産後支援ヘルパーや地域で子どもを預けたり、預かったりする「子育てサポートシステム」に登録したのが現在の活動の起点。サポートシステムには2人いる子どもの下の子が小学校に上がったところで、預かる方だけの会員になった。「子育ては楽しかったんですが、大変なところもあって。自分にできることをしたかった」。定期的に見たのが当時3歳の男の子。3年半にわたり週2日、楽しい時間を過ごした。「3番目の子どものように可愛くて」と笑う。単発での預かりも経験。こうした姿が今事業運営者の子育て支援拠点「どろっぷ」に評価され大役を担うことになった。

 ○…港南区で生まれ育つ。物心ついたとき母親が子育て支援員を務めており、日常的に相談を受ける姿を見ていたという。「人のために何かをしたい」。そんな思いが徐々に芽生えていく。大学在学中に障害者施設でボランティアをし、卒業後は知的障害者事業所で5年間勤務した経歴も持つ。”見る前に飛ぶ”が身上だ。「思ったらやってみる。やりがいを感じられることが嬉しいですね」

 ○…港北区は市内最大の人口で出生率も1位。そうした特性を踏まえ、相談に対応していく考え。「乳児を育てる保護者はどうしても不安を感じやすく、孤立しがち。そうした方は特に支援が必要です」。専門的な対処が求められる場合は、各種機関につないでいくことも重要な役割という。「雑談でもいいから声をかけてほしい。『パートナー』として寄り添い続けたい」

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