大綱中ソフトテニス部 女子１年、市制し関東へ 逆転劇から波に乗る
好結果を残したメンバーたち（左は平野教諭）
大綱中学校ソフトテニス部の女子１年生が、昨年末神奈川区で行われた横浜市民大会ソフトテニス団体の部で93校の頂点に輝いた。これにより、２月20日（土）に小田原で行われる関東近都県大会への出場を決めた。
「団体の部」は、３ペア（２人１組で１ペア）が出場し、２勝した方が駒を進めるルール。優勝したのは、高橋彩花さん・島田さなさん、中村澪さん・竹井美生さん、茂木千夏さん・近藤亜美さんの各ペア。大会中一番のピンチは第４戦の対平楽中学（南区）。高橋・島田ペアが先勝を収めたものの、中村・竹井ペアが惜敗。迎えた３ゲーム目、茂木・近藤ペアは奮闘するも先に２セットを落としてしまった。諦めかけていた２人だが、顧問の平野元広教諭から「丁寧にボールを拾うことで相手のミスを誘うように」と指示を受けてからポイントを奪い返し、２-０から逆転、その後も同じ戦術を取り優勝した。
基礎練習に重点
１年生10人、２年生７人の同部。コートが２面使える恵まれた環境で、平日は朝７時から朝練を行う。平野教諭の「スポーツを通して得た経験を社会で役立ててほしい」という指導方針の下、足腰の強化など基礎的な練習に重きを置く。メンバーの高橋彩花さんは、「今から少しずつ腕を上げ、３年生時、関東大会への出場をめざしたい」と話している。
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