スポーツシンポジウム 区内中学生31人が表彰 大会実績など評価
優秀選手とし表彰される古庄くん
人と人との繋がりを
港北区スポーツ推進委員連絡協議会と港北区体育協会が主催の「港北区スポーツシンポジウム」が13日、港北公会堂で開催された。
区内のスポーツ活動の推進を目的として行われる同イベント。長年区内のスポーツ振興に尽力した功労者や優秀選手を表彰するほか、運動に関する講演会も行われる。開会の挨拶では、横山日出夫港北区長が登壇。４年後の東京五輪に際し、慶應義塾大学が英国代表チームのキャンプ地に選ばれたことなどに触れ、「今後もスポーツを通した学びや健康づくり、さらに人と人との繋がりづくりをめざしていきたい」と話した。
ケガ予防法を実演
講演会の講師は、港北スポーツセンター所長でトレーニング指導士の肩書きももつ堀川忠雄氏。「長くスポーツを楽しむには、ケガを未然に防ぐ体作りが大事」と説明し、アスリートだけでなく一般人にも役立つケガの予防法や、腰痛、肩こりにも効くストレッチ法を実演した。
区体育協会の功労者表彰では、港北区少年野球連盟の中嶋秀一氏（審判部長）、港北区バスケットボール協会の梨本貞雄氏（事務局長）がそれぞれ受賞した。
優秀選手賞は、区内の中学生を対象に、個人・団体合わせて31人が選出された。受賞者の一人で、全国中学校スケート大会ショートプログラムへの出場が評価された古庄優雅くん（新田中３年）は、「昨年は出場すらできなかっただけに嬉しい。今から練習を重ね、４年後の東京五輪に出場できるように頑張りたい」と話した。
その他の受賞者は以下の通り。敬称略。
【水泳】森祐樹（樽町）、佐々木龍希（同）、田中嵐士（同）、本廣智佳（新田）、阿部蓮（高田）、加納莉帆（日吉台）、西村俊希（大綱）、田中翔大（日本大学）、鈴木孝輔（慶應義塾普通部）、佐藤翔馬（同）
【陸上】上山時生（新田）、柳田知洋・市川瑠輝・曽山空翔・熊田竜也（樽町・男子低学年４×１００ｍリレー優勝）、増田海聖・田邉直樹・塩川堅介・鈴木凱斗・渥美晃生・有賀智輝（大綱・駅伝優勝）
【ソフトテニス】高橋彩花・島田さな・中村澪・竹井美生・茂木千夏・近藤亜美（大綱・団体の部優勝）
【剣道】松尾百華（新田）
【アイスホッケー】山田竜久（新羽）
【フィギュアスケート】古庄優雅（新田）、西尾帆花（篠原）
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