「日産スタジアム杯 少年サッカー大会」が1月9日から2月21日まで、日産スタジアム・しんよこフットボールパークで開かれ、「小学生の部」で港北区選抜が、「中学生の部」で大綱中学校が優勝した。
18回目を迎えた同大会。市内各区の地域・学校でサッカーに取り組む児童・生徒たちが、日ごろの練習の成果を発揮し、心身の成長を遂げてもらうことを目的に開かれている。
堅実な守り、実を結ぶ
小学生の部は、各区の選抜チームによる戦いで、メンバーは地元クラブチームから招集される仕組み。
港北区選抜は、予選リーグで港南区、保土ケ谷区と同組になった。港南区には3-0で完敗したが、保土ケ谷区には勝利し、予選通過。決勝トーナメントは、1回戦の青葉区、準決勝の戸塚区ともに1-0で辛勝した。決勝は再び港南区との因縁の対戦に。決勝トーナメントに進んでから得点を許さない堅実な守りと、必ず得点を奪ってきた攻めの姿勢が自信につながり、1-0で勝利。同大会初優勝をもぎ取った。選抜チームの茂木陸人キャプテンは「友達も応援に来てくれて力になった。好結果を残せて嬉しい」と笑顔だった。
準々決勝から勢い
中学生の部は、昨年11月に行われた県大会予選の市大会で好成績を残した16校が出場した。
大綱中学校のキーゲームとなったのは、準々決勝の港南台第一中学校戦。2点先行される苦しい展開だったが、土壇場で同点に追いつきPK戦に持ち込み、2-1で逃げ切った。その後の準決勝の西柴中学校(金沢区)は3-1、決勝の谷本中学校(青葉区)は1-0と、厳しいながらも安定した戦い振りを見せた。所新太郎キャプテンは「もらった声援がチームに一体感をもたらしてくれた。みんな何でも言い合えるチームの雰囲気もプラスに働いたのではないか」と話していた。
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