県政報告152 新設委員会で課題改善を 県議会議員かながわ民進党県議団 はかりや珠江
木々の若葉が目にも心にも優しく映る季節。いかがお過ごしですか。
急に暑くなると気をつけなければいけないのが、熱中症。昨年熱中症で救急搬送された人の半数は65歳以上で、その多くが自宅での発症でした。天気予報などの「暑さ指数」を参考に、無理のない室温の調整や早目の水分補給を心がけましょう。
*第2回定例会始まる
県議会は5月11日から開会され、28年度の議会役職や常任委員会等の委員が決まりました。
私は「県民・スポーツ常任委員会」に所属することになりました。この委員会では、「県民局」と今年度新たに設置された「スポーツ局」所管事項の審議が行われます。
5月27日の本会議では、当初予算編成後の状況の変化を踏まえ早急に取り組むべきものとして、医療介護人材の確保・育成のための事業や県体育センターの整備関係の事業等が補正予算案として提案される予定です。
*「スポーツ局」とは
これまで県のスポーツ行政は、教育委員会のスポーツ課が担当、それとは別に学校体育の担当課があり、高齢者・障害者などのスポーツは保健・福祉の分野が担当と、同じスポーツでも担当する課が別々で、連携が不十分と思われる点が課題となっていました。そこでラグビーW杯や東京五輪・パラリンピックの開催も控えていることから、県としてスポーツ行政をより効果的・一体的に進めようと組織を見直し、教育委員会所管の学校体育を除くスポーツ行政を集約して担当する「スポーツ局」を新たに設置することになったのです。
「スポーツ局」では、健康・生涯・競技・障害スポーツの普及・振興やスポーツ施設の管理運営、オリンピック・パラリンピック競技大会等に関すること等が扱われます。
年令・性別・障害の有無にかかわらず、県民の皆さんがスポーツを楽しめる環境づくりに向けて、しっかりと審議をしていきたいと思います。
*子どもの貧困対策
「県民局」では人権男女共同参画や広報・広聴、NPO、文化、国際交流、消費生活などくらしに関わる事業と、青少年、私学振興や児童福祉など次世代育成に関わる事業を受け持っています。大きな社会問題となっている児童虐待や子どもの貧困対策も重要な課題の一つです。
平成25年の国民生活基礎調査で、およそ6人に1人の子どもが平均的な生活水準の半分以下で生活しているとの報告がなされました。しかしながら、子どもの貧困に関する認識や理解はまだまだ薄く、不十分だと思います。親の経済状況によって、子どもが教育の機会や、将来の希望を失うばかりか「心の貧困」も抱えることのないよう、多面的なサポートが必要です。
県では27年3月に「子どもの貧困対策推進計画」を策定し、「教育の支援」「生活の支援」「保護者の就労の支援」「経済的支援」の4つを重点に取り組むことを決め、アンケート調査も実施しました。
また昨夏の「ハイスクール議会」での提案を受け、第1回の「かながわ子どもの貧困対策会議」を開催。当事者である子どもの視点を県の施策に盛り込む上でも、大変意義ある会議です。
児童虐待防止への取組みと共に、どんな境遇に産まれても、子どもたちがそれぞれの持ち味を活かして力強く生き抜いていかれるように、子どもの貧困対策にも力を注いで参ります。
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皆様のご意見・ご要望を是非お寄せください。
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