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まちの相談薬局として50年 坂本薬局の半世紀を振り返る
1966年(昭和41年)10月、先代・坂本五(いつつ)氏が西区伊勢町2丁目に前身の「サカモト薬局」を創業。地域住民に支えられ”まちの相談薬局”として歩み続けてきた「坂本薬局」(有限会社サカモト、代表取締役社長・坂本悟)は50周年を迎える。本紙の取材で、半世紀の歴史を振り返る。
1966年というと、日本国内の人口は1億人を突破。東京五輪後のいざなぎ景気でカラーテレビ、自動車、クーラーが「三種の神器」となった時代だ。
先代の坂本五氏は伊勢町(西区)にサカモト薬局を創業した。当時より「百の治療より一つの予防」をテーマに掲げ、病気になりにくく、またなっても治りやすいという人間が生まれながらに持っている自然治癒力の高い身体づくりのサポートを行ってきた。
港北区に移転
74年(昭和49年)には師岡町に移転。移転開業初日には、「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」など数々の曲をヒットさせた五氏の弟である坂本九氏が祝いに駆け付けた(=写真)。当時中学1年生だった坂本社長は「その時の父の凛とした姿が忘れられません。その父を見て私も薬剤師を目指そうと思った」と、語った。77年(昭和52年)10月、大倉山駅徒歩2分の「坂本薬局」を開業。その後は98年(平成10年)に「坂本調剤薬局」、2011年(平成23年)には「坂本薬局妙蓮寺店」を開業。現在は区内に3店舗を構え、国が25年を目途に構築を目指す地域包括ケアシステムに向けて体制を整えている。
坂本社長は現在、市内最大の34万人の人口を有する港北区内で183人(101店舗、8月末現在)の会員を誇る港北区薬剤師会の7代目会長を務めている。「身近な薬の専門家として、みなさんが薬品を適正かつ安全に使用するために日々努力研鑽しています」
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