神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2016年12月15日 エリアトップへ

タイからの来浜大幅増 中華街や大観覧車に満足感

社会

公開:2016年12月15日

  • LINE
  • hatena
横浜をPRする職員
横浜をPRする職員

 横浜市が今夏、横浜来訪経験のあるタイ在住者を対象に行った調査で、回答者の約9割が横浜を旅行先として人に薦めたいという結果だったことが分かった。タイからの観光客はここ数年で大幅に増加しており、市は今後の施策検討に活用していくとしている。

 調査は、横浜への来訪経験があるタイ在住の20歳から49歳の男女を対象に今回初めて実施。インターネットで267人から回答を得た。主な調査項目は横浜を訪れた理由や場所、満足度など6項目だ。

「期待以上が9割」

 調査の結果、訪れられている場所のトップは「横浜中華街」で、以下「夜景目的」、「コスモワールド・大観覧車」が続いた。総合的な満足度を聞く項目では「期待通り」「期待以上」の回答が9割超で、特にリピーターからの評価が高かったという。

 この結果について市は「繰り返し訪れる富裕層がいることに加え、都心から近いという利便性もある。過去データの分析でタイからの誘客が有望と考え、特に力を入れてきた」と話している。

 市内の外国人延べ宿泊者数は、国の観光振興策もあり年々増え続け、2010年に約34万人だった宿泊者数は、昨年約72万人となっている。同期間でタイからの宿泊者数は3495人から3万559人へと大幅に増加した。更に14年から15年で見ると、前年比258%増で、その伸び率はナンバーワンだ。市はそこに目を付けた。13年からタイでセミナーや、体験提案型のマップづくり、旅行博への出展など、あの手この手でPRに努め、今年度はテレビ番組の放映も行っているという。市は「国ごとに観光客のニーズは違う。今後もタイに留まらず、それぞれに合わせたコンテンツを発信し続けていきたい」と意気込んでいる。

官民一体の取り組み

 国内、そして市内へと外国人観光客が増える中で、市は観光都市としてののび代はまだまだ大きいと感じている。こうした中、今年1月、ぐるなびと訪日外国人旅行者に関する連携協定を締結するなど受入体制強化に努めている。また、中心部以外への観光振興についても、現地ツアーに市内を幅広く盛り込むよう働きかけるなど、観光資源は豊富にあることをPRしている。

 市の担当者は「今後もまずアジア8地域を中心に誘客に注力していきたい」と話している。

港北区版のトップニュース最新6

敷地にオリーブ植樹

小机小

敷地にオリーブ植樹

市と協働、製品化目指す

3月28日

新店舗敷地で環境活動

そよら横浜高田

新店舗敷地で環境活動

地域住民とともに植樹

3月28日

商業施設「SHINSUI」開業

商業施設「SHINSUI」開業

新綱島のまちづくり進む

3月21日

子宮頸がん対策に新検診

横浜市

子宮頸がん対策に新検診

HPV検査導入へ

3月21日

いよいよ24日開館

ミズキーホール

いよいよ24日開館

文化芸術の発信拠点

3月14日

子育て手続き スマホで

横浜市

子育て手続き スマホで

6月末、アプリ配信へ

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook