県政報告164 新予算で「スマイルかながわ」を 県議会議員かながわ民進党県議団 はかりや珠江
寒さの中にも春の兆しが感じられるようになりました。2月18日・19日は、「大倉山観梅会」。散歩がてら、大倉山梅林に足を運んでみてはいかがでしょう。
平成29年の第1回県議会定例会が2月13日から始まりました。今議会では、29年度当初予算案・28年度2月補正予算案・条例案等が審議されます。
*神奈川モデル加速化予算
知事は「いのち輝くマグネットかながわ」を掲げ、28年度は未病改善やロボットとの共生社会実現等、「神奈川モデル創造」にむけた施策を進めてきました。
29年度予算案はこれら「神奈川モデル」を加速させ、すべての人が笑顔で安心して暮らせる社会「スマイルかながわ」の実現をめざして編成されました。新年度は県税収入の減少が見込まれますが、知事は「厳しい財政状況の中でも攻めの姿勢を崩さない」として、「子ども子育て支援」をはじめ、未病対策や健康長寿の取組み、企業誘致の促進、特区を活用したロボット技術の開発、2019ラグビーW杯・東京2020五輪をふまえた神奈川の魅力発信・観光振興などを重点としました。
財源不足対策は、事業の見直しや県有財産の処分等に加え、積み立てた「財政調整基金」180億円を取り崩し、「無理をしても経済のエンジンをまわし、県税収入の増を狙う」との方針。目論み通り税増収が図れるよう、具体的な方策等も注視していかねばなりません。
*子ども子育て支援に力を
私が所属する「県民・スポーツ常任委員会」関連予算としては、一つに「子ども子育ての支援」があります。待機児童問題は、「県内どこでも『待機児童ゼロ』」をめざし、保育士など子育て支援人材の確保・育成、保育所整備をさらに進めていく方針。「子どもの貧困」への取組みも「相談体制の充実」などが提案されています。子どもの将来が、生まれ育った環境に左右されない社会の実現に向け、働きかけを続けます。
*ラグビーW杯と東京五輪
もう一つはスポーツのビッグイベントに向けた準備。ラグビーW杯は、来年がプレ大会。横浜市と連携して、
ラグビーの普及啓発活動を展開し、機運醸成を図ることを掲げています。
江の島での「セーリング競技」については、会場整備や機運醸成への取組みが予定されています。問題は費用負担。知事は、組織委員会に対し「恒久施設は開催自治体、仮設施設や運営経費は組織委員会」との原則を守るよう主張していますが、未だはっきりせず準備の停滞が心配されます。
ラグビーW杯、オリンピック・パラリンピックの開催が、県民の皆さんに有形無形のよき「レガシー=遺産」をもたらものになることを願いつつ、審議に臨みたいと思います。
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