日本大学高等学校に通う田村みのりさん(3年)が、群馬県で5日に行われた第66回全国高等学校スキー大会の女子スラローム競技で初優勝を果たした。
同競技は、左右にターンしながらコース上に設けられた旗門を通過し、滑走タイムを競う競技。2本の滑走合計タイムで優勝が争そわれた同大会には全国から165人が出場した。田村さんは1本目で59秒76(8位)と大きく出遅れたが、昨年100分の3秒差で2位と涙を飲んだ悔しさをバネに、2本目では果敢にコースを攻めた。その結果、54秒77と1本目で1位の選手との差、1秒62を逆転。初優勝を掴みとった。「2本目はこれまでで一番良い滑りができた。とても嬉しかったです」と振り返った。
「両親の影響です」と話すように、家族で行ったスキーがきっかけで、小学1年で競技を開始。横浜市内に住んでいるためゲレンデで練習ができるのは主に週末というハンデを乗り越え、高校1年の時には高校選抜大会で7位に入賞するなど、徐々に力をつけてきた。
「世界で戦えるような選手になりたい」と語る田村さんの今後の活躍に期待がかかる。
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