電動車椅子に乗ってサッカー競技を行う世界大会「2017FIPFAワールドカップ」の日本代表に選出された、区内を拠点とするチーム所属の三上勇輝・竹田敦史選手が23日、公私共に付き合いのある新横浜のスポーツショップ「RODA」を訪れ優勝を誓った。
電動車椅子サッカーは、自立歩行が困難など比較的重度の障害のある選手が、電動車椅子の前に、フットガードと呼ばれる器具を取り付け、1チーム4人でゴールを目指す競技。
同大会は世界10ケ国が出場する電動車椅子のサッカーワールドカップで、米国フロリダで7月5日から10日の期間に開催される。日本は初開催の2007年大会は4位、11年大会で5位となっており、上位入賞が期待される。
日本代表に選出された三上勇輝(港南区在住)・竹田敦史(町田市在住)の両選手は、区内鳥山町にある障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」を拠点に活動している「横浜クラッカーズ」のメンバー。日本代表への選出は共に初。
両選手は今月9日〜11日に神戸市で行われた代表合宿にも参加。日本チームが掲げる「連動サッカー」を実戦したほか、他国チームの映像を見て対策を確認。30日に渡米する予定だ。
ムードメーカー
チームのムードメーカー、三上選手は27歳。ラポールで行っていた体験教室への参加がきっかけで小学3年生同競技を始めた。持ち味は、強い当たりでも負けない強い体。加えて、首が動くので試合中に状況を把握して周りの選手に声を出して伝える役割を担う。「最高の舞台に立てることを今まで関わってきてくれたすべての人に感謝したい。優勝しますよ」と三上選手は力強く語った。
ゴール前のリベロ
代表選手最年長の竹田選手は41歳。4年前に行われたアジアカップの日本代表にも選ばれたベテランだ。一人暮らしを考え入所した施設の職員に紹介され、競技を始めたのは今から21年前。ポジションはリベロ。相手チームの攻撃を防ぎながら、カウンターではドリブルで攻め上がる。竹田選手は「周囲の期待を背負って重責を感じるが、最高の結果を持ち帰りたい」と決意を口にした。
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