港北区版 掲載号:2017年9月7日号 エリアトップへ

開館25周年を迎えた障害者スポーツ文化センター横浜ラポール館長 神山 篤さん 中区在住 60歳

掲載号:2017年9月7日号

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絆深め心通い合う施設に

 ○…「色々な方々に支えられて今がある」と、施設の利用者、ボランティア、競技団体などへの感謝の気持ちを言葉にした。”国連障害者の10年”を記念して開館してから25年。館長着任は今年の4月。3日には周年記念事業を行い多くの来場者で賑わいを見せた。ラポールの名の由来「心の通い合い」にちなんで、「つながりや絆を大切にし、将来への夢をつなぐための一年にしたい」と意気込みを語った。

 ○…足が速く、リレーの選手に選ばれるような少年時代を過ごした。当時はまだ本牧(中区)にも自然が多く残っており「沼に腰まではまってしまったこともあった」と振り返った。高校を卒業後は都内の大学で社会階層などを研究。卒業と同時に横浜市に入庁し、多年に渡って障害福祉に携わってきた。2006年の障害者自立支援法施行時には担当課長を務めており「時代に転換期に立ち会えた」と話す。

 ○…30代前半、新婚時代に綱島に住んでいたこともあり、大倉山梅林の梅まつりに足を運んだこともある。「色々な面で便利な街という印象」と話す。30代の頃から続けていたのがぶらり街散策。近年ではTV番組でもみかけるが「僕のほうが先に始めていた」と笑って見せる。事前に下調べはせず「少し迷子になる」程度に街の移り変わりなどを楽しんでいた。数年前から親の介護で外に出られない状況に。そこで見つけた楽しみは自宅ででる生ごみを使った土作り。その土を使ってシソやルッコラなどの葉物野菜を栽培している。

 ○…国内で数ある障害者専用・優先スポーツ施設の中でも有数の規模を誇る同施設の昨年度の利用者数は約44万4000人。この秋には延べ1000万人を迎える予定だ。今後は「更なる地域展開」をテーマに、障害者が自立的に地域でスポーツに親しんでもらえる環境作りのために、地域支援や人材育成に積極的に取り組んでいく方針だ。

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