綱島東小学校で10月28日、綱島東地域防災拠点運営訓練が実施され、同小児童677人を含め、1211人が参加した。
綱島東地域は共働き世帯が多く、昼間に人口が少なくなるため、同訓練は防災・減災を地域で取り組むことの重要性を改めて地域住民に問うことを目的に実施されている。
当日は、東日本大震災の被災者であり「防災語部」として全国で講話活動を行っている岩手県大船渡市在住の吉田忠雄氏による講演「3・11の被災者が語る」を実施。参加者は被災地での体験に基づいた地域防災のあり方を共有した。その後はセットアップ(拠点運営)訓練を開始し、避難所を体育館に設置。そのほか、仮設トイレや下水直結トイレを設置=写真=や、ブルーシートを使った仮設テント設置などを行った。また、仮設水道栓での水の確保、リアカーや車椅子を使用した搬送体験、煙体験、炊き出し訓練を実施した。
さらに、被災者支援として、大船渡市や九州地震で被害を受けた大分県中津市の特産物約30種を展示・販売した。
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