大曽根小学校は11月24日、フィルハーモニー・トリオ・ベルリンを招き、音楽鑑賞会を行った。演奏者は国立ライプツィヒ音楽大学教授のフィリップ・モルさん(ピアノ)、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団第一バイオリン奏者のリューディガン・リーベルマンさん、同団チェロ奏者クリストフ・イゲルブリンクさん、ソプラノ歌手の嶽道優子さん。今回で3回目の開催となった。
同校生徒と保護者、地域住民を含め、約580人ほどが体育館へ集結。6年生による《行進曲「威風堂々」第一番》のリコーダー演奏に乗せて、4人が登場。ステージに上がると、粛々とした雰囲気のなか、ピアノ、バイオリン、チェロの3つの音がなめらかに響き出した。
プログラムは室内楽をメインに、子どもたちの様子や当日の流れを汲んで、ステージ上でその都度決定。三重奏のみならず、チェロやバイオリンのソロ、歌とチェロによる日本の子守歌も披露した。世界最高峰のオケ団員による演奏に、児童や観客は釘づけ。児童からは「ピアノの指遣いがすごくて感動した」などという声があがっていた。最後に児童たちが「ありがとうの花」の合唱で感謝の気持ちを伝え、鑑賞会を締めた。
演奏者の4人は「本当に素晴らしい観客たち。静かに集中して聴いてくれていて、嬉しかった」と、にこやかに話した。
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