横浜市が行っている2017年度の市民意識調査の結果がこのほどまとまった。港北区では、暮らしやすさでは8割を超える高い満足度が得られている一方、市政全体への満足度では39・6%と市の平均値を下回る結果となった。
市民意識調査は45年前から毎年行われており、外国人を含む18歳以上の市内居住者3200人を対象に実施。市全体で2316人、港北区民217人から回答を得た。
住まいの周辺環境の総合評価に関して、港北区では「暮らしやすい」の回答が82・0%。市平均の79・5%を上回っており、市内18区中7番目に高い数値となった。
一方で、現住地定住意向については「住み続ける」と答えた人が63・6%だったが、市平均の66・6%は下回った。また、現住地居住年数に関しては、15年以上住み続けている人が半数以上の51・2%いることが分かったが、こちらも市平均の56・6%を下回った。
駅周辺整備に期待
市政全体への満足度については「満足」と感じている人が39・6%と市の平均43・9%を下回った。満足する点についての項目では55・8%と半数以上の人が「バス・地下鉄などの便」について評価(複数回答)。旭区を除いてすべての区で最も多い項目となった。その他は「ごみの分別収集、リサイクル」「公園・動物園の整備」「良質な水の確保や安定供給」「病院や救急医療など地域医療」が続いた。
また、市政への要望では、市全体の順位が高い順に「地震などの災害対策」「高齢者福祉」「高齢者や障がい者が移動しやすい街づくり」「防犯対策」「病院や救急医療など地域医療」と続くのに対して、港北区では「最寄り駅周辺の整備」「地震などの災害対策」「高齢者や障がい者が移動しやすい街づくり」「通勤・通学・買い物道路や歩道の整備/高齢者福祉」となった。
市では、これらの結果を市政運営や政策立案の基礎資料として活用する方針だ。報告書の詳細はhttp://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/seisaku/chousa/ishiki/へ。
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