神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2018年7月5日 エリアトップへ

自転車盗 無施錠被害が5割超 前年比増ペースで推移

社会

公開:2018年7月5日

  • LINE
  • hatena
自転車盗の多いエリア(18年1月〜5月)
自転車盗の多いエリア(18年1月〜5月)

 港北区内の犯罪発生状況で、過去3年間減少傾向にあった自転車盗が増加に転じている。今年5月末までの集計で最多は綱島西の33件。特に無施錠の駐輪での被害が55%にのぼるという。同署ではツーロックでの施錠をと注意を呼び掛けている。

 今年1月〜5月の刑法犯認知件数は前年比24%減。その中でも5月末の前年比で2015年265件、16年225件、17年202件と減少傾向にあった自転車盗。しかし、今年は5月までに前年比プラス8件に転じた。特に多いのが無施錠での盗難。全体の55%となっており、港北署では基本的にツーロックでの施錠を呼びかけている。また、自宅の庭先やマンションの駐輪場でも無施錠だと盗難に合うケースもあり、同署生活安全課では、「自宅でも油断せず、施錠してほしい」と話している。

駅周辺で多い自転車盗

 もっとも自転車盗が多いエリアは、綱島西が33件と突出。次いで日吉本町17件、綱島東が16件と続く。盗難の目的は「乗り捨て」がほとんど。飲酒した後、歩くのが面倒になり、無施錠の自転車を盗んで目的地で乗り捨てるなどの場合が多いという。さらに駅周辺は駐輪場も多いため、盗難が起きやすいとのこと。「盗難の目的上、新品だから盗まれやすい、古いから盗まれにくいということではないので注意を」

 なお同じく前年比6件の増加となっていた「ひったくり」は、犯人検挙に至ったため現在では落ち着いているという。

カード手渡し型の詐欺

 区内の振り込め詐欺犯罪のうち「ATMで医療費を還付します」という還付金詐欺の手口は、ATMでの警官配置等が功を奏し、減少傾向にあるが、新たな手口の「キャッシュカード手渡し型」被害が増えてきているという。犯人からの最初のコンタクトはやはり電話。警察や金融機関、デパートなどの関係者を装い「あなたのカードが不正に使われている」などと不安をあおる。その後「新しいカードと取り換える」と自宅を訪問。カードを受け取り暗証番号も手に入れ、その足で預金を下ろすという手口だ。同署では「一番よいのは、詐欺電話をとらないこと。留守電設定にするか、迷惑電話防止機能付きの電話も量販店で安価なものもあるので、不安な人は購入検討を」としている。

 また同署は今年度振り込め詐欺の多発エリアとして神奈川県警からの指示により同詐欺撃退機「STD」を高齢者宅を中心に250台、無料モニター設置。今後アンケート調査と効果検証を行い、結果次第で予算化する可能性もあるという。

港北区版のトップニュース最新6

敷地にオリーブ植樹

小机小

敷地にオリーブ植樹

市と協働、製品化目指す

3月28日

新店舗敷地で環境活動

そよら横浜高田

新店舗敷地で環境活動

地域住民とともに植樹

3月28日

商業施設「SHINSUI」開業

商業施設「SHINSUI」開業

新綱島のまちづくり進む

3月21日

子宮頸がん対策に新検診

横浜市

子宮頸がん対策に新検診

HPV検査導入へ

3月21日

いよいよ24日開館

ミズキーホール

いよいよ24日開館

文化芸術の発信拠点

3月14日

子育て手続き スマホで

横浜市

子育て手続き スマホで

6月末、アプリ配信へ

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook