大綱中学校の岩瀬航さん(3年)と樽町中学校の南部宏明さん(3年)は、8月18日から始まる全日本中学校陸上競技選手権に臨む。先月行われた県大会で全国標準記録を突破し手にした全国行きの切符。2人は初の大舞台で力を出し切るつもりだ。
三ツ沢公園陸上競技場で行われた、神奈川県中学校選抜陸上競技大会で大綱中学校陸上競技部3年の岩瀬航さんが男子共通400m、樽町中学校同部3年の南部宏明さんが男子共通四種競技に出場、全国行きを決めた。
大綱中・岩瀬さん
大綱中の岩瀬さんは今大会で51秒46と自己ベストを更新。前半は落とし気味に、後半からペースを上げ、記録を塗り替えるための確実な走りを意識したという。「なんとしても全国に行きたかったので、物凄く緊張しました。周りに負けないという気持ちで挑み、記録更新できたのでとても嬉しい」と岩瀬さん。
以前自身も世界陸上に出場した経験があるという顧問の林弘幸教諭は「落ち着きを持って、冒険しなくても達成できる確実なレースをしていました。これからは今までと違った走りで積極的に攻めて、一つでも上を目指してもらえれば」と話す。
1年の頃から課題を修正し続け、力を伸ばしてきた。計画的な練習で鍛錬を重ね、自宅でのストレッチは欠かさず行っているという努力家。全国大会では前半のスピードアップに重視し、ワンランク上の走りで最低でも準決勝以上を目標としていくという。
樽町中・南部さん
樽町中の南部さんは昨秋から四種競技に取り組み始めた。大会を重ねるごとに自己ベストを更新し続け、同大会では全国標準記録の2500点を超えて、2519点を記録した(その後別大会で2549点を更新)。
最初の種目は110mハードル走。向かい風の影響もあり、市の予選時の記録を下回る結果に。しかし続く砲丸投げで1m70cm、走り高跳びで5cm自己新記録更新。特に砲丸投げは、投げる前から指で弾くまでの動きが決まり、市の予選から100点増という好成績を残した。最後の400m走は全国大会に出場できるかどうかの瀬戸際だったため、「気を抜けない状況でとても緊張した」と南部さん。記録更新は叶わなかったものの、最後まで踏ん張り続け全国行きという目標を無事達成した。
顧問の阿部和仁教諭は「観察力があり、上手な選手を見たり、専門の先生に話を聞いたりして自ら力を伸ばせる選手」と話す。普段は一つひとつの筋肉を意識しながら練習に励んでいるという南部さん。全国大会では2700点以上を取り、優勝を目指すという。
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