神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港北区版 公開:2018年9月27日 エリアトップへ

尺八奏者として地元・大倉山で数多くのコンサートを開催する 阿部 大輔さん 大倉山在住 36歳

公開:2018年9月27日

  • LINE
  • hatena

尺八で音楽の楽しさを

 ○…尺八奏者として「邦楽創造集団オーラJ」などの楽団に所属し、従来の邦楽の枠を超えた公演を行っている。自らが中心となりオーボエ・ピアノ奏者と結成したアンサンブル「Musica di pèsca」では9月21日に大倉山記念館で「秋の花音コンサート」を開催。地元大倉山でこれまでも数多くの音楽イベントを行ってきた。

 ○…祖父が民謡教室の主宰者で、尺八は身近な楽器だった。大学時代に所属した邦楽サークルの講師で尺八奏者の真玉和司さんに勧められ本格的に練習を開始。2006年NHK邦楽技能者育成会に入会。プロを目指す同世代の姿に刺激を受け自身もプロの道へ。尺八は音程が不安定になりやすく、気温や風からも影響を受けやすい。駆け出しの頃には冬場の野外ライブで苦しんだことも。しかし音楽家として「音程を聞く耳」に強いこだわりを持ち、「技術で揺らぎのある音を自在に操ることが喜び」と語る。

 ○…生まれも育ちも大倉山。幼少期は新羽方面へ昆虫採集やザリガニ取りに繰り出した。祖父母や伯叔父母にも囲まれる大家族だったが、中でも祖父からの愛情たっぷりに育ったおじいちゃん子。川に落ちた時には、「普段はおっとりとした祖父が一目散に助けに来てくれた」。現在の趣味は週5日行くこともあるというムエタイ。「タイ料理が好きだから始めただけ」と語る笑顔にはやんちゃな少年の面影が残る。

 ○…現在は尺八の魅力を伝えるため、学校公演や尺八教室も行う。演奏者としてのモットーは「(音楽を)全く知らない人にも楽しんでもらう」こと。今回の公演も「秋を主題とした装花の演出もあり、お客様も感動してくれた」と振り返る。「もっと多くの人、特に若者に尺八や音楽の楽しさを伝えたい」と夢を語った。
 

<PR>

港北区版の人物風土記最新6

内田 大恵さん

横浜市港北区仏教会の会長として活動する

内田 大恵さん

日吉本町在住 56歳

4月18日

小谷田 作夫さん

八杉神社郷土史研究会の代表として八杉神社の歴史を紐解く

小谷田 作夫さん

大豆戸町在住 77歳

4月11日

池本 三郎さん

樹木医として、4月14日に県立青少年センターで行われる講演会に登壇する

池本 三郎さん

箕輪町在住 85歳

4月4日

RINAさん

歓成院観音会館で4月13日に「声明」とコラボしたジャズコンサートをひらく

RINAさん

埼玉県所沢市在住

3月28日

玉川 真さん

第3回港北消防フォトイベント「BAE1グランプリ」で最優秀賞を受賞した

玉川 真さん

仲手原在住 57歳

3月21日

小野 明男さん

3月24日開館、港北区民文化センター(ミズキーホール)の館長を務める

小野 明男さん

川崎市宮前区在住 67歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 2月18日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

港北区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook