港北警察署は10月1日、署内で、振り込め詐欺の被害を未然に防止したことに対する感謝状の贈呈を行った。
感謝状を受け取ったのは、セブンイレブン横浜小机町店の串田裕一郎店長(34)。9月11日、携帯電話で会話しながら電子マネーを購入しようとした70代の男性に対し、串田さんが積極的に声掛けを実施。購入理由等具体的な確認を行い、約15万円の振り込め詐欺被害を防いだ。
男性からはその場で「ありがとう」と言われたという串田さん。家族も今回の感謝状贈呈について「喜んでくれて嬉しかった」と2児の父親としても誇らしげ。
同警察署管内において、今年の振り込め詐欺被害の件数は8月末時点で30件。被害額は約2億円と被害はいまだに小さくない。
「日頃から、金融機関やコンビニとは詐欺対策の連携を取っている。これからもご協力をお願いしたい」と語るのは小島伸治署長。串田さんも「警察からの指導があったから対応できた」と連携に手応えを感じている。
今後の抱負を聞くと、串田さんは「店としても、今まで以上に積極的に声掛けをしていきたい。いつか詐欺被害がなくなれば」と力強く語った。
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