港北区役所と新横浜町内会(金子清隆会長)は、都市型豪雨対策に都市緑化を活用する「グリーンインフラ」のモデル事例として新横浜駅前公園にレインガーデンを設置した。11月3日には現地で関係者見学会が行われた。
レインガーデンは降雨時に雨水を一時的に貯め、時間をかけて地下へ浸透させる花壇のこと。大雨時の道路冠水の防止に加え、地下水のかん養やヒートアイランド対策としても有効だ。
今回、花と緑あふれるまち「ガーデンシティ横浜」構想の一環として設置され、取組みを国内外へ発信するためラグビーW杯開催を控える新横浜に白羽の矢が立った。
レインガーデンは一般的な花壇に比べ、およそ6倍の吸水性能を備え、1時間に60ミリリットルの大雨にも対応できる。金子会長も「(以前は)豪雨時に道路が川のようになっていた」と振り返り、新技術による被害の軽減に期待する。
見学会では、設計に関わった東邦レオ(株)の尾畑洋一郎さんが、下水道にレインガーデンを組み合わせた雨対策により、吸水率が上がることや費用を抑えられること等を、アメリカでの事例を交えて解説した。尾畑さんは「国内にもっと広まってほしい」と力を込めた。
設置工事を行った奈良造園土木(株)の青木洋一代表取締役は、「草原風の花壇を目指して造った」と、植えられた草花の成長を楽しみに話していた。
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